精神療法について

精神療法はどのような治療なの?

うつ病治療は、抗うつ剤を使用して症状緩和を目指す投薬療法の他に精神療法という治療があります。精神療法と聞くと怖い治療に感じてしまうかも知れませんが、怖い治療は一切することはなく、メインとなるのがカウンセリングです。カウンセリングは医師と話をして不安になっていることや悩みを取り除くために行われる治療で、うつ病の原因となるストレスを軽減させるだけでなく、医師との信頼関係を築くためにも行われています。他にも認知行動治療法や集団精神療法などもありますが、その人によって必要か不要かが違ってきますので、必ずしも行われている治療というわけではありません。うつ病改善のためにも不安や悩みを取り除くのが効果的なので、精神療法を積極的に受けるようにしましょう。

精神療法なくてもうつ病は治る?

精神療法がなくてもうつ病を治すことは可能としています。ただ、精神療法を行う場合に比べて完治するスピードと完治の可能性が下がってしまうため、できるだけ受けたほうが良い治療です。うつ病に効果的な抗うつ剤は、うつ病症状を緩和させてくれる効果を持っているのですが、病気そのものを無くしてくれる薬ではありません。そのため、薬がないとすぐに症状が出てしまったり薬なしで生活ができない状態になりやすいです。精神療法は、うつ病となる原因を減らすための治療です。大本の原因を治療するのかそれとも治療しないのかでは、完治スピードも完治の可能性も変わりますので、完治の可能性を高めるためにも精神療法を行い治療していくことがおすすめです。